AWSを用いたLaravelアプリのデプロイ方法・手順【2.ネットワークの構築】

プログラミング

AWSを用いたLaravelアプリのデプロイ方法・手順【2.ネットワークの構築】

どうも、えんつかです。

AWSを用いたWEBアプリのデプロイ方法シリーズ第二段です。
今回は、ネットワークの構築について記載していきます。

前回は、AWSを取り扱う上で先に設定した方が良い内容についてまとめました。
詳細は、以下を参照して下さい。

なお、本ブログはUdemyを参照しています。
所々割愛していますが、詳細についてはUdemyで様々な講座がありますので、そちらを参考になると動画ですし、分かり易いのでおすすめです。

Udemyはこちら

AWSを用いたLaravelアプリのデプロイ方法・手順【2.ネットワークの構築】

それでは、いってみましょう!

VPCの作成

ネットワークの構築には、AWS上のサービスVPC(Virtual Private Cloud)を用います。
VPCとは、AWS上に仮想ネットワークを構築できるサービスです。

まず、
1.作成したIAMユーザーでログインしましょう。
2-3.ログイン後、リージョンをアジアパシフィック(東京)へ変更しましょう。
4.ログイン後、サービスからVPCへ移動です。

手順AWS_018

VPCをクリック後、VPCの作成を行います。

手順AWS_019

そして、以下の通り入力です。
名前タグ:任意
IPv4 CIDR ブロック:CIDR方式で任意に入力(10.0.0.0/16と私はしました)
IPv6 CIDRブロック:ブロックなし
テナンシー:デフォルト
入力したら、作成を行なって下さい。

手順AWS_020

サブネットの作成

VPCのページへ移動します。移動したら、以下の通りサブネットを選択します。

手順AWS_021

サブネットは、パブリックサブネットとプライベートサブネットを作成していきます。

パブリックサブネットはインターネットからアクセスできる様にし、プライベートサブネットはインターネットからアクセスできない様にします。

そして、以下を入力していきます。まずはパブリックサブネット作成とします。


名前タグ:任意(①パブリックorプライベートサブネットどちらか、②アベイラビリティーゾーンがわかる様に設定すると後々便利です。例:public-subnet-1a)
VPC:すでに作成したVPCを選択
アベイラビリティーゾーン:末尾1aのアベイラビリティーを選択
IPv4 CIDRブロック:任意(ここでは、10.0.10.0/24とします)

手順AWS_022

引き続き、プライベートサブネットの作成も行います。
名前タグと、IPv4だけ変更して、その他はパブリックサブネット作成と同様です。IPv4は、10.0.20.0/24としました。

ルーティングの設定

作成したパブリックサブネットに対して、ルーティングを設定し、インターネットに接続できる様にします。

VPCのページに移動後、左側のメニューからインターネットゲートウェイを選択します。そして、インターネットゲートウェイの作成へと進めます

名前タグ:任意(インターネットゲートウェイとわかる様にしときましょう。)
名前タグ入力後、作成クリックで完了です。

次に、作成したインターネットゲートウェイをサブネットにあてがいます。
以下の写真手順で進めてください。

手順AWS_023

VPCにアタッチをクリック後、VPCを選択する画面に移動しますので、VPCを選択して進めてください。これで完了です。

続いて、VPCのページから左側のメニューからルートテーブルをクリックします。そして、ルートテーブルの作成をクリックします。

手順AWS_024

名前タグ:任意(ルートテーブルとわかる様にしときましょう)
VPC:作成したVPCを選択
入力したら作成です。

手順AWS_025

作成したルートテーブルにチェックを入れ、サブネットの関連付け、サブネットの関連付けの編集へと進みます。

画面遷移後、複数のサブネットが表示されますので、パブリックサブネットを選択して、保存ボタンをクリックです。

続いて、デフォルトルートを設定していきます。
指定したIPアドレスの場合、こちらに接続するという設定を行います。

以下、写真の通りルートテーブルを選択してルートの編集を行います。

手順AWS_026

続いて、デフォルトルートおよびターゲットを選択していきます。
送信先:0.0.0.0/0とします。
ターゲット:internet Gatewayをクリック後表示される作成済みのインターネットゲートウェイを選択します。

手順AWS_027

これで作成完了です!
パブリックサブネットがインターネットに接続できる様になりました!

ネットワークの構築はここまでとなります!